教員紹介・体験談

沖縄工業高等専門学校 生物資源工学科 教授 平山 けい

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プロフィール


神奈川県 鎌倉市出身

2004年 沖縄工業高等専門学校開校と同時に生物資源工学科教授に就任

2010年 同校教務主事に就任、現在に至る。


沖縄工業高等専門学校 生物資源工学科 教授 平山けい(同校副校長)

研究分野:脳神経科学、遺伝子工学

研究内容:①セロトニン産生とうつ症状軽減に関わる研究

②亜熱帯性植物からの神経保護効果機能を持つ物質の探索

簡単に言うと沖縄の植物などを利用して脳を正常に保つ物質の研究です。

おじいちゃんおばあちゃんにはボケないでいて欲しい!

若い人にはうつになって欲しくない!というのが研究のモチベーションです。

所属学会:日本生物工学会、日本工学教育協会、Society for Neuroscience

 

■理工系分野を選択した時期やきっかけは?

 

私は、子供の頃、神奈川県鎌倉市に住んでいました。源氏が、この地に鎌倉幕府を開いた理由でもある3方を山にもう1方を海に囲まれた自然豊かなところです。海と山両方の自然に囲まれ、生活や遊びそのものが科学の学びとなっていました。家の近くの磯や山に棲息する生物の生命活動に興味を持ち、小さな生き物の命の輝きを毎日身近に感じながら育った記憶があります。高校の時は、卓球部の部活動だけに精を出していましたので、とくに理工系を目指して勉学に励んだ真面目な生徒でもありませんでした。化学・地学・生物などの授業が好きなだけで、確固たる信念も目標もなく、なんとなく大学の理学部化学科へ進みました。しかし、大学に入ってからは、実験・実習から学ぶことが新鮮で楽しく、いつの間にか意欲と信念を持って研究者の道を選んでいました。

 

■夢の実現に向けて努力してきたことは?

 

生活信条は「精一杯」です。

その時その時向き合っていることに精一杯過ごしてきました。

 

■現在の仕事の魅力やおもしろさは?

 

仕事の魅力は2つあります。

1つ目は高専の教員として学生を育てることです。高専には、中学校卒業後の学生が、技術者や研究者を目指して5年または7年間の学業を納め技術を身に付けるため入学してきます。思春期の学生が大人になるまで深く関わるわけですから、とてつもなく大切な仕事です。教員がとても深く学生と関わりながら、学生を育てていく教育をしている高専では、学生のその後の人生に大きく影響を与えることになります。学生達が私を教員として信頼してくれ、また、その学生達の日々の成長を感じながら教育できること、これほど幸せで生きがいのある仕事はありません。2つ目は、研究者として脳神経に関わる研究を学生と共に行えることです。脳神経系は、未知の部分が多く、うつ病や痴ほう症など日本社会の抱える問題が多々ある分野です。沖縄に植生する植物を利用し、抗酸化や細胞保護作用を持つ物質による精神疾患の予防を目指した研究を学生と共に行えることは非常に幸せで意義のあることと考えています。

 

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■ワーク・ライフ・バランスを実現していく上で工夫・努力していることは?

 

現在は、ワーク・ワーク・ワークの毎日で、ワーク・ライフ・バランスはワークのほうに大きく傾いてしまっています。しかし、仕事を楽しむこと、規則正しい生活をすること、大好きな沖縄の海を感じることなどでバランスを保ちストレス発散に務めています。

 

■女子中・高校生,女子学生へのメッセージ・・・

 

現在、日本で作られ売られている多くの製品にどのくらい女性の手が関わっていると思いますか?人口の半分は女性であるにも関わらず、理工系企業で創り出される製品への女性の担い手不足が叫ばれています。みなさんの知恵をこれからの製品に反映し、もっと女性目線の使いやすい製品を自分の手で世の中に送り出してみたいと思いませんか?

これから、進路をはじめ迷いや悩むことがあると思います。そんな時は、一人で悩まずに、身近な誰かに相談してみましょう。悩みが解決しなくても、糸口がつかめたり少しだけ気分が落ち着いたりするものです。これから本当に大変と思います。体調管理をしっかりと、目指すものに向かって精一杯努力して行きましょう。みなさんの行く手には努力に見合った無限の可能性が必ず広がっています!

 

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