男女共同参画の取組

環境醸成等

「平成27年度男女共同参画推進協議会」を開催しました。


 平成28年3月3日(木)に国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町)において、「平成27 年度国立高等専門学校機構男女共同20161031132333.jpg参画推進協議会」を開催しました。今回で4回目となる本協議会は、各高等専門学校の男女共同参画推進の取組責任者等が一堂に介し、男女共同参画をより一層推進するために、各校及び機構本部がそれぞれ果たすべき役割を認識して、密接な連携のもとに取り組むべき具体的方策等について協議するものです。今年度は全国51高専より、男性30名、女性24名計54名(役員及び機構本部職員は除く)が参加しました。

 協議会1:理事長.jpg開会にあたって、国立高等専門学校機構 小畑秀文理事長より、高専機構の男女共同参画推進の取組や目標について言及しながら、女性のもつ力を最大限に生かす社会の実現に向けて高専機構としても大いに力を発揮していくために、本協議会が各校の諸課題の情報共有及び協議の場となり、男女共同参画の推進に向けた理解を深める有意義な機会になること、男女共同参画にとって力強い一歩を踏み出すエネルギーとなることを期待したいとお話しがありました。

 H27協議会:藤木教授.jpg続いて、機構本部男女共同参画推進室併任教授 藤木なほみ教授(仙台高等専門学校教授)より男女共同参画の取組状況について説明があり、特に、今年度採択された文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」における取組について紹介し、本事業の取組を通して高専機構全体のワーク・ライフ・バランス向上を目指すなど、男女共同参画社会実現に寄与していきたいと抱負を述べました。

 H27協議会:村松理事長1.jpg続いて、公益財団法人日本女性学習財団 村松泰子理事長(前東京学芸大学長)から「高専における男女共同参画の推進に向けて」と題した特別講演が行われました。日本の男女共同参画の現状について歴史や国際比較を織り交ぜて紹介していただきながら、高等教育と男女共同参画やその推進方策について、ご自身の研究や調査を踏まえた考察をご教示くださいました。参加者からは「女性学長(経験者)の話を聞くことができて印象深かった」「ジェンダー再生産に代表されるような日頃の気持ち・捉え方にも問題のあることがわかった」といった声があり、非常に有意義で今後の取組における姿勢や意識に気づきを得るものとなりました。

H27協議会:理事長・大島理事.jpg 2H27協議会:0161031134353.jpg H27協議会:内山次長.jpg

   <小畑理事長>         <村松理事長>     <内山男女共同参画推進室長>


 午前の部の最後に機構本部男女共同参画推進室 内山祐二郎室長から、平成27年に成立した「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)に基づく状況把握の結果報告と策定予定の行動計画について説明がありました。

 午後の部は、第1から第3の3つの分科会に分かれ、各々のテーマに沿った男女共同参画推進モデル校5校(函館高専、富山高専、鈴鹿高専、呉高専、高知高専)の取組事例発表とグループ討議が行われました。分科会終了後、全体会において各分科会の報告が行われました。


 ★各会のテーマ、全体会での分科会報告等詳細はこちら→クリック!


<全体会での分科会報告の様子>

H27協議会:山本准教授.jpg  H27協議会:大槻准教授.jpg  H27協議会:内田教授.jpg

<左から:富山高専 山本准教授、釧路高専 大槻助教、香川高専 内田教授)


H27協議会:大島理事.jpg 最後に、国立高等専門学校機構 大島まり理事より協議会参加への労いの言葉とともに、閉会の挨拶がありました。各分科会の報告を受けて、各校が抱える課題やその改善策の例、提案等を具体的に討議できたことは嬉しく思うと語る一方、男女共同参画というと「女性」と思われがちであるが、少子化や市場のグローバル化も考慮するとキャリアの問題は男性も考える必要があることであり、男性も仕事のライフスタイルも含めた多様性を考えることが次の男女共同参画として大事な視点ではないかと述べました。そして、男女共同参画は、長い目で見て取り組む必要があり、女性の抱える問題の改善策の例を高専機構が先駆けて示していきたい、本協議会の成果を各校に持ち帰り、浸透させていってほしいといった希望を述べて締めくくりました。H27協議会:藤木教授.jpg

協議会後、参加者からは高等教育や高専における男女共同参画の現状を再認識するよい機会となった、各校の具体的な取組事例や実情を共有でき参考になった、男女共同参画に携わる教職員のネットワークづくりに役立った、といった声が多く聞かれました。今回の協議会で得たものを今後の取組に活かし、男女共同参画の推進に努めてまいる所存です。

 協議会後、参加者からは高等教育や高専における男女共同参画の現状を再認識するよい機会となった、各校の具体的な取組事例や実情を共有でき参考になった、男女共同参画に携わる教職員のネットワークづくりに役立った、といった声が多く聞かれました。今回の協議会で得たものを今後の取組に活かし、男女共同参画の推進に努めてまいる所存です。


<過去の協議会開催報告はこちら>

 平成26年度男女共同参画推進協議会開催報告(H27.3.3).pdf

 平成25年度男女共同参画推進協議会開催報告(H26.3.12~13).pdf

 平成24年度男女共同参画推進協議会報告(H25.3.27).pdf



平成28年度全国高専フォーラムワークショップ「研究も人生もアップグレード!-Re-Start支援を考える」を開催しました。


 平成28年8月24日(水)~26日(金)に岡山大学において開催された「平成28年度全国高専フォーラム」の2日目(25日(木))の午後、男女共同参画に関するワークショップ『研究も人生もアップグレード!―Re-Start支援を考える』を全国高専及び他機関から計16名(女性11名、男性5名)の参加を得て開催しました。

 H28高専フォーラムワークショップ2.png機構では、平成27年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」に採択され、女性研究者の研究力向上や研究環境整備などに関する様々な取組を展開しています。その取組の一環として、育児・介護等のライフイベントによって研究活動の中断、停滞を余儀なくされた研究者の研究活動復帰を支援する「Re-Start研究支援」を行っています。そこで、本ワークショップでは、Re-Start研究支援を利用している女性教員の現状を通して、研究活動の再開を妨げている原因とその解決策等を議論することで支援のあり方を考える機会としました。

H28高専フォーラムワークショップ1.png ワークショップでは、男女共同参画推進室 藤木室長(仙台高等専門学校教授)からの「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」の取組についての説明、Re-Start研究支援を利用している教員のインタビュー(VTR)を視聴後、参加者を3つのグループに分けて、研究活動の再開を妨げている原因や解決策についてグループディスカッションを行いました。

 グループディスカッションでは、研究活動再開を妨げる原因として、支援が必要な人のニーズが周囲に理解されていない、困っている状況を周囲に伝えることができないなどの職場環境の問題やRe-Start研究支援等支援制度の運用に関する問題点などが挙げられ、支援制度を積極的に活用していくには制度を知ることが解決の第一歩で、そのためには支援する側も支援される側もともに当事者あると意識することが肝要であると認識されました。

 本ワークショップを通して、支援が必要な人が自己アピールできる環境(学科レベルの対応、管理職の意識改革、事例の集積・公開等)が重要であることが再認識されました。機構では、新たに採択された「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」の取組を通じて教職員の働きやすい職場環境の整備により一層努めていく所存です。


<過去のワークショップ開催報告>

 平成27年度全国高専フォーラムワークショップ開催報告.pdf

 (高専における女性教員の活躍躍進~女性の上位職登用を推進するには~)

 平成24年度~26年度(高専女性教員のキャリア形成支援ワークショップ)開催報告はこちら→クリック!



「科学技術の未来を拓く-高専における男女共同参画-」を作成しました。


男女パンフ表紙.jpg 男女共同参画に関する国内外の動向についての理解を深め、高専が取り組むべき課題や取組を紹介する基礎的な資料として、「科学技術分野の未来を拓く-高専における男女共同参画-」を作成しました。

 男女共同参画推進室では、各高専と連携しながら平成23年10月に掲げた「男女共同参画行動計画」を推進していくこととしており、女性教員の採用・登用の促進、教職員のワーク・ライフ・バランスを図るための環境整備、男女共同参画に関する意識啓発、中高生に向けた科学技術分野への裾野拡大の取組など、幅広く活動していきます。

 科学技術分野の未来を拓く-高専における男女共同-.pdf



「男女共同参画トップセミナー」を開催しました。


H24トップセミナー:理事長.jpg 平成24年10月31日(水)に東京、学術総合センターにおいて、「平成24年度男女共同参画トップセミナー」を開催いたしました。本セミナーは、高専における男女共同参画の推進に資するため、各高専の管理運営に携わる校長及び事務部長を対象に、国や社会の動向について情報提供を行うことを目的といたしました。

 H24トップセミナー:武川審議官.jpg主催者挨拶として、小畑秀文理事長から、本機構における男女共同参画の取組に対する施策や各高専への期待についてお話がありました。続いて、施策説明として内閣府大臣官房 武川恵子審議官より、「男女共同参画社会の実現をめざして」と題し、男女共同参画に関する国際的な指数データなどを基に国内外の動向及び国の施策についてご講演いただきました。

 H24トップセミナー:内海理事長.jpg続いて、基調講演として独立行政法人国立女性教育会館 内海房子理事長よりご自身のキャリア形成をモデルに、女性管理職の割合や研究者に占める女性割合の国際比較などのデータを用いながら、ダイバーシティ推進の経済効果などにも言及して、男女共同参画についてご講演いただきました。

 H24トップセミナー:岩熊理事.jpg最後に、岩熊まき理事より閉会の挨拶として、今後の高専における男女共同参画推進への意義についてのお話がありました。

 今回のセミナーを通して、機構の取組を推進していく上で、多くを学ぶことができ、今後も引き続き男女共同参画推進の取組や技術者の育成に努めていく決意を新たにしました。

H24トップセミナー:会場の様子.jpg

  (会場の様子)

ページトップへ